誰が話しているのかさえ
わからない
京都市立二条中学校 難聴学級のみなさん
マスクをつけるようになってから、友だちとしゃべるのが急に大変になりました。マスクで口元が見えないから、誰が話しているのかさえわからないこともあります。
そんな時、会話を遮って「何て言った?」と聞き返すのはすごく勇気がいります。むしろ言えなくて我慢してるときもあります。困っている人の気持ちがわかるので、ぼくたちは周りに気を配ってフォローしてあげるようにしています。
もっと
気軽な会話がしたいです
うさささん(イラストレーター)
読唇術で相手の言いたいことを予測し会話をするのですが…マスクの普及により口や表情が見えにくくなってしまいました。お買い物の時も「ポイントカードはお持ちですか」「袋は要りますか」「あたためますか」など、聞かれることが多いと今どれを話しているかも分からず不便です。またマスクをしていると、保育園の先生や病院の先生との会話方法が筆談しかありません。筆談だと時間がかかるのが手間で、気軽に会話ができなくなってしまいました。
コロナによる耳がきこえない人への困りごとを漫画にしてみました。これで少しでも「こういう人がいるんだな」って思ってもらえたら幸いです。 pic.twitter.com/bte9Y61aZV
— うささ (@usasa21) 2020年9月19日